こんにちは!慌ただしかった子どもたちの夏休みが終わり、日常にほっとしている立花です。
以前、「プロジェクト管理ツールについて」の記事でmedeluで使っているbacklogについてご紹介させていただきました。
あれから3年が経ち、現在プロジェクト管理ツールについて見直しを行っています。
そこで今回は「プロジェクト管理ツールの選び方」についてご紹介したいと思います。
目次
1. プロジェクト管理ツールの選定基準を決める
プロジェクト管理ツールを探すときのポイントは何でしょうか?
チームの人数、業種、プロジェクトの規模等によりますが、いずれにしても、チーム内でツールの選定基準を決めると探しやすくなると思います。
例えば、機能がオールインワンのものがいい、タスク管理を主にしたい、チャット機能が必要、ストレージが〇GB欲しい、予算管理がしたい、見た目がシンプルなものがいい、カスタマイズしやすいものがいい、外部サービスと連携させたい、無料で使いたい・・など様々あると思います。
medeluでは、あらかじめ話し合って
- タスク漏れが出ない(コメント・メンション機能が有る、チャットツールと連携できる)
- 各自の進捗状況をチームで共有できる(チーム全体のガントチャート表示等、俯瞰できる機能がある)
- 情報漏洩しない、一元管理ができる(セキュリティが十分)
- コスト(年間予算内)
の4点を選定基準に定めました。
2. プロジェクト管理ツールを比較検討する
選定基準が決まったら、ツールを調査していきます。
今回は全部で30ほどのツールを対象に、1.で決めた選定基準で比較表を作成しました。
比較表を作成しながら、基準を大幅に外れるものは候補から外していきます。
候補が絞れたら、各社の動画を見たり、無料版を操作してみて機能詳細や使用感を検証していきます。
そして、社内で共有して意見(ツッコミ)をいただき、さらに確認する という流れで比較検討を進めていきました。
参考までに、下表は比較表の一部を抜粋したものです。
※最新の情報は各HPでご確認ください
– backlog
– Planner
– Lark
– Asana
– Jira Software
いくつかのツールを試してみた感想を書いてみます。
- backlog
ボードで各タスクの状態が一目でわかる。ガントチャートでスケジュール感が把握できる。
slackとの連携で新たなタスクやコメントの通知が来るので見逃しにくい。
かっちりしたデザインで見やすく迷わない。
使い方がわかりやすく、すぐに慣れた。
コストはある程度かかる。 - Planner
メンション機能が無いので、自分以外の人にタスクを振り出す・コメントをする際に漏れないよう、Teams等と連携して確実にホウレンソウできるルール作りが必要になりそう。
現在Office365の他アプリを使っているため、コストや情報の一元管理の面では良さそう。 - Lark
オールインワンのツールで、色々連携しなくてもこのツールだけで完結する。
ビデオ会議のAI議事録、自動翻訳、スクリーンショット時のスクロールショット・テキスト認識、マインドマップ作成など便利な機能が盛り沢山。しかも無料。
カスタマイズ性が高い故に、複数人での統一した使い方や十分なセキュリティの確保には、厳密なルール作りや監視体制が必要になりそう。 - Asana・Jira Software
backlogと同程度のことができる。
ダッシュボードをカスタマイズできる。
デザインはbacklogよりふわっとした感じで好みが分かれそう。
いずれもチーム全体を俯瞰する機能の使用はコストがかかる。
初心者の私の使用感と、玄人の他メンバーでは全く違った感想になるかもしれません。
最適なツールを探すには、候補を絞った後、無料プランや体験版を複数人で使ってみるのが良いと思います!
3. まとめ
今回様々なツールを調査、試用してみましたが、medeluのプロジェクト管理ツールははたしてどうなるのでしょうか?!
年々ツールは進化し続け、新星が現れたり、変化の速い時代です。今後も定期的に見直しを行い、効率的に業務を進めていきたいと思います。
調査、デスクリサーチについてはこちらの記事もぜひご覧ください。
「マーケティングを成功に導くデスクリサーチの基本作法」
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最終更新日:2024年9月6日